「前歯のブリッジが割れてしまった」とのことでご相談いただきました。
拝見したところ、ブリッジの表面のセラミックが割れ、芯になっていた金属部分が出てしまっていました。
コンポジットレジンを用いて応急処置を行い、見た目としては十分キレイに治りましたが、
この機に歯がない部分をインプラントに変えるご希望をされていました。
虫歯や歯周病の処置と合わせ、古くなったコンポジットレジンを取り外し、歯の色に合わせた新しいコンポジットレジンへの入れ替えを行いました。
もともと入っていた古いコンポジットレジンに比べ、今回使用したものは耐久性や見た目の部分で優れており、
治療された歯とわかりにくい見た目を得ることができました。
それまでは3本分の歯を2本の歯で支えていたため、大きな負担が支えとしていた歯にかかっている状態でした。
そのため、なくなっていた真ん中の歯をインプラントにし、それぞれの歯が独立して元通り噛めるようにするのが良いと考えご提案しました。
患者さんご自身もブリッジが嫌だと感じられていたようで、インプラントでの処置をお選びいただきました。
約4ヶ月
インプラント約25万円(税別)
インプラントセラミック(上部構造)約25万円(税別)
セラミック被せもの約15万円(税別)×2本
見た目もご希望いただいたとおり少し白めの歯に仕上がり、大変ご満足いただけました。
ブリッジの頃には食事のたびになるべくブリッジの歯で噛まないように意識するなど気にする生活だったそうですが、インプラントにしたことで気にせず噛めるようになったそうです。
食べ物のつまりなどもなくなり、快適に過ごされていらっしゃいます。
インプラントは外科的処置を伴います。
インプラントは保険適用外となります。
セラミックは想定以上の負荷がかかると割れる欠けるなどする場合があります。