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「抜かなくていい親知らず」ってあるの?抜歯しない場合とケアのポイント

こんにちは。
自由が丘の歯医者【自由が丘ブライト歯科.】です。
 
「親知らずが生えてきたら抜くものだ」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
けれども、すべての親知らずが抜歯の対象になるわけではありません。
条件によっては抜かなくても問題ないケースもあります。
では、どのような場合に親知らずを抜いて、どのような場合なら抜かなくてもいいのでしょうか。
今回は、抜かなくてよい親知らずの条件や、抜歯しない場合のケアのポイントについて説明します。
 
 

条件が合えば「抜かなくてもよい親知らず」がある

親知らずは、第三大臼歯(だいさんだいきゅうし)ともいわれ、上下左右の奥歯のさらに奥に生えてくる歯です。
10代後半から20代前半に生えてくることが多く、18歳以降で親知らずが1本以上生えている方は約95%という調査結果があり、多くの方に親知らずが生えていることがわかります。
親知らずが生えてくるスペースが足りないときは、横向きに生えたり、歯茎に埋まったままになることもあります。


参照:J-STAGE「小児歯科学雑誌」第57巻 第1号 2019年「第三大臼歯のエックス線学的形成時期の調査と治療介入時期に関する検討」p66 >

 
抜かなくてもよい親知らずには、

・まっすぐ正常に生えている
・痛みや腫れなどのトラブルがない
・しっかりと歯みがきができる

などの条件があります。
 

まっすぐ正常に生えている

親知らずがまっすぐに生えていて、上下の歯としっかりかみ合っている場合は、必ずしも抜く必要はありません。
しっかりと歯みがきができており、虫歯や歯周病のリスクが低ければ、そのまま残しておくことも可能です。
 

痛みや腫れなどのトラブルがない

親知らずが生えていても、痛みや歯茎の腫れなどのトラブルがない場合は、抜歯の必要がないケースもあります。
定期的に歯科でチェックし、トラブルがないかを確認しながら経過を観察しましょう。
 

しっかりと歯磨きができる

親知らずは一番奥に生えているため、歯ブラシが届きにくく、歯磨きがしにくいケースが多くみられます。
けれども、丁寧に磨けていて虫歯や歯周病のリスクが低い場合は、抜かなくてもよいと判断されることもあります。
 
 

親知らずを抜かない場合のケアのポイント

親知らずを抜かない場合、適切なケアが非常に重要です。
 

歯みがきを丁寧に行う

親知らずは奥にあるため、しっかり歯を磨くのが難しい傾向にあります。
歯ブラシの毛先をしっかりと歯に当てるように意識し、フロスや歯間ブラシを活用して清掃を徹底しましょう。
 

定期的に歯科でチェックする

親知らずの状態を確認するために、定期的に歯科で検診を受けることが大切です。
虫歯や歯茎の炎症がないか、チェックしてもらいましょう。
 

痛みや腫れが出たらすぐに受診する

親知らずの周囲に痛みや腫れが出た場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。
放置すると炎症が広がる可能性があります。
 
 

親知らずが生えてきたら一度歯科を受診しましょう

親知らずは、「生えてきたら必ず抜かないといけない歯」ではなく、条件によっては残しておくことも可能です。
とはいえ、虫歯や炎症のリスクがある場合は抜歯を検討することも大切です。
親知らずの状態は個人差が大きいため、親知らずが生えてきたら歯医者でしっかり診察を受けた上で、経過を観察しながら様子をみるようにしましょう。
 
自由が丘の歯医者【自由が丘ブライト歯科.】では、大学病院で口腔外科に在籍していた院長が親知らずの丁寧な診断を行い、お一人お一人に適切な治療をご提案しています。
親知らずが生えてきた方は、生え方をチェックするためにも一度ご来院ください。


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